特定の疾患をもつ子供の医療費を助成してくれる「小児慢性特定疾患」。
医療費の補助になるために大変ありがたい制度ですが、毎年の更新が少し面倒というママさんもいらっしゃるでしょう。
「病状が落ち着いてきたから通院頻度が減った」「今年は手術や入院の予定がない」となると、小児慢性の継続が手間に感じてくるかもしれません。
小児慢性の疾患を診てもらうために高速道路に乗って外来通院をしているという方も珍しくないですし、医師の診断書をもらうには時間もお金もかかる…。
うちの息子も小児慢性の疾患での治療は落ち着いてきて、継続を検討したところです。
小児慢性の継続に迷っている方のために、小児慢性のメリット・デメリットを考えてまとめてみました。
小児慢性のメリットとは
小児慢性を利用してみて感じる、主なメリットはこちらではないでしょうか。
- 特定の疾患であれば市外の病院でも窓口負担が少ない
- 入院中の食事費用の負担が軽くなる
特定の疾患であれば窓口負担が少ない

小児慢性を取得した特定の疾患の治療であれば、市内市外関係なく窓口負担が少なくなります。
収入に応じて月ごとに上限が決められており、月の上限を超えれば窓口負担がなくなります。
「乳幼児医療費受給者証」や「重度心身障障害者医療費受給者証」は、市内など利用できる範囲が決められています。
そのため市外の病院で小児慢性の対象になる疾患の治療を受ける際には、入院でも外来でももっていた方がいいといえるでしょう。
入院中の食事費用の負担が軽くなる
小児慢性をもっていると、特定の疾患で入院した場合には食事代の負担が軽くなります。
入院中の食事代は医療費とは別なので、子供であっても実費での支払いが必要になります。
そのため入院の予定がある場合には、小児慢性をもっていると入院費用の負担軽減にもつながります。
小児慢性のデメリットとは
小児慢性を継続する際に考えられるデメリットとしては、この2点でしょうか。
- 特定の疾患にしか対応していない
- 毎年の更新で診断書が必要になる
特定の疾患にしか対応していない
小児慢性をお持ちのお子さんであれば、体が弱く病院通いはまだまだ継続中かもしれません。
しかし小児慢性が使えるのは、結局特定の疾患のみ。
小児慢性をもっていても、病院の窓口で使えないというシーンもありえます。
使えないものをもっていても、「なんだかなぁ」という感じになってしまいますね。
毎年更新で診断書が必要

小児慢性は障害者手帳とは違い、必ず毎年継続しなくてはいけません。
毎年、医師に診断書をお願いするので、診断書代がかかります。
うちの場合は心臓病で小児慢性をもっていますが、心臓外来は半年に1回と落ち着いてきました。
すると、診断書のためだけに病院に行ったりというのも、意外と手間に感じるわけです。
小児慢性の書類は枚数もありますよね。
継続書類を集めて提出するというのが億劫に感じたら、継続の検討時期なのかもしれません。
小児慢性を継続しないのもアリ?
これらのメリット・デメリットを比較した際に、メリットの方が大きいようであれば小児慢性の継続をおすすめします。
もしもデメリットの方が大きいと感じるようであれば、無理に小児慢性の継続をしなくてもいいのかもしれません。
- 市内の病院に通っている
- 今年は入院の予定がない
これらの場合には、小児慢性の意味があまり感じられないかもしれません。
公費の制度を上手に利用して
子供の医療費は小児慢性がなくても、市内の病院であれば「乳幼児医療費受給者証」や「重度心身障障害者医療費受給者証」が使用できます。
小児慢性の継続をするほどではない、とお考えの場合には、まずは主治医の先生に相談してみてはいかがでしょうか。
「また入院が必要な時期に申請をすればいい」という考え方もありますので、病状に合わせて上手に利用していきましょう。


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