自閉スペクトラム症・グレーゾーンの子どもにプログラミングが向いている理由&教室選びのポイント

グレーゾーン

「うちの子、少しこだわりが強くて、集団生活がちょっと苦手。でも、好きなことにはすごく集中するタイプで…」そう感じたことはありませんか?

こだわりが強い自閉症スペクトラム症のお子さん、
発達障害の診断は受けていないものの、発達特性にグレーな部分がある、
そんなお子さんにとって、実はプログラミングがぴったりの学びの場になることがあります。

この記事では、自閉スペクトラム症(ASD)やグレーゾーンの子どもが、なぜプログラミングに向いているのか、その理由を発達特性の観点から解説します。
また、特性に合った教室の選び方もご紹介しますので、参考になさってくださいね。

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グレーゾーン」とは?診断ではなく“特性”を見る

「グレーゾーン」という言葉には明確な定義があるわけではありませんが、多くの場合、発達検査では“定型”の範囲にあるけど、実生活では“ちょっと違和感”がある
困りごとはあるが、支援の枠には入りにくい、といったお子さんがあてはまります。

特にASDグレーゾーンの子どもには、以下のような傾向が見られます。

  • 興味の偏りが強い(好きなことはとことん極める)
  • 感覚が過敏または鈍感(音・光・触覚など)
  • 空気を読むのが苦手(言外の意図がわかりづらい)
  • パニックやこだわりが時折見られる
  • 集団行動より、個人作業を好む

これらの特性は、日常生活では「扱いにくさ」として表れがちですが、環境さえ合えば強みにもなります

その“強みが活きやすい”のが、プログラミングの世界です。

なぜプログラミングはASDグレーゾーンの子に向いている?

① 論理的思考が得意な子にフィットする

ASDグレーゾーンの子どもは、「感覚的な理解」より「論理的な筋道」を重視する傾向があります。
プログラミングはまさに、「〇〇したら××になる」という因果関係とルールの世界

  • 曖昧さが少なく、答えが明確
  • 試行錯誤がしやすく、原因が探しやすい
  • 物事を順序立てて考えるスキルが活きる

この“明確さ”が、安心感やモチベーションにもつながります。

② こだわりの強さが「武器」になる

自閉スペクトラムの特性である「こだわり」。
日常では「頑固さ」として扱われがちですが、プログラミングでは、

  • 同じ動作を何度も検証する
  • 細かな設定にこだわる
  • 自分の思い描いた動きになるまで試す

といった形で、粘り強さや正確性につながります

完成したときの達成感は、「これなら自分にもできる!」という自信につながる大きなステップです。

③ 個人作業が中心で、対人ストレスが少ない

集団活動での「空気を読む」や「みんなと合わせる」が苦手な子でも、プログラミングは…

  • 自分のペースで取り組める
  • 指導者との1対1または小グループでの対応が可能
  • 対話より、作ったもの(アウトプット)で評価されやすい

つまり、「話し方」や「振る舞い」でなく、「やってみた結果」で評価されることが多く、対人ストレスが少ない環境を実現できます。

④ 成果が“目に見える”ので、達成感を得やすい

  • 自分が書いたプログラムが、画面の中で動く
  • ボタンを押すと、キャラクターがジャンプする
  • 条件分岐でストーリーが変わる

こうした即時的なフィードバックがあるため、「やったことが報われる」「試したら動いた」が実感しやすく、成功体験を積みやすいのです。

プログラミング教室を選ぶときの7つのポイント

① 指導者に発達特性への理解があるか

ASDグレーゾーンの子にとって、教える側の“理解の有無”は非常に重要です。

  • 指示の出し方(短く・具体的か?)
  • 子どもが混乱した時の対応(感情的にならず対応できるか)
  • 個別に寄り添う姿勢があるか

公式サイトだけでは分からないので、体験会で直接見る・聞くのがおすすめです。

② 教材が視覚的で直感的に使えるものか

Scratchなど、ブロックを組み合わせるビジュアルプログラミングは、文字に苦手さがある子にも取り組みやすいです。

  • 絵や動きで理解できる
  • タイピングスキルがなくても始められる
  • 視覚優位な子にとって入りやすい

教室によっては、ロボットやタブレットでの操作からスタートすることも可能です。

③ 「競争より成長」を重視する雰囲気か

「大会で優勝を目指そう!」「プレゼンが必須」など、競争・自己表現が強調されすぎる教室はプレッシャーになることも。

一方で、「自分のペースでやってOK」「できたことを褒める」スタイルの教室は、グレーゾーンの子どもが安心して通いやすいです。

体験時には、先生の声かけや、子ども同士の雰囲気もチェックしましょう。

④ 少人数または個別対応が可能か

集団授業だと「ついていけない」「指示が通らない」と感じやすい子には、個別対応や少人数制の教室が向いています。1回の授業に何人の講師がいて、子どもは何人か?の比率も要チェックです。

特性のあるお子さんでも受け入れ可能なお教室だと、より丁寧にレッスンしてもらえる可能性があります。

⑤ 音や光、空間の環境が落ち着いているか

感覚過敏がある子には、照明の明るさ・BGMの有無・椅子の硬さなども気になります。「教室がごちゃごちゃしていない」「騒がしくない」ことは、安心して取り組むための基本です。

オンラインの方が集中できるお子さんも多いので、対面かオンラインか適した方を選ぶといいでしょう。

⑥ 本人の「やってみたい!」という気持ちを大切にしているか

  • グレーゾーンの子にとって、「やらされている」のではなく、「自分が選んだ」という感覚はとても大事です。
  • 興味のあるテーマ(ゲーム、ロボット、ストーリー作りなど)に柔軟に対応できる教室が理想です。

⑦ 保護者との連携があるか

進捗や課題を共有してくれる教室は、保護者側もサポートしやすく、子どもも安定して続けられます。
子供が安心できる環境を重視するのはもちろん、親としても信頼できるお教室を探さなくてはいけません。

おすすめのプログラミング教室

自閉症スペクトラムやグレーゾーンのお子さんにとって、初対面の最初の1回が天と地ほどの結果を左右すると言っても過言ではありません。
最初の1回目でいかに良い印象を残すか。プログラミングそのものを嫌いになってしまう可能性もありますので、体験レッスンといえど、どこのレッスンを選ぶかは重要です。

小学生・中学生向けの3つのプログラミング教室を比較してみました。

LITALICOワンダーデジタネTech Kids School
対象年齢年長
小学生
中学生
高校生
小学生
中学生
小学生
中学生
発達障害対応理解あり特になし特になし
対面/オンライン対面(関東圏)
オンライン
オンラインのみ渋谷校
オンライン
授業形式1対1(オンライン)
対面(少人数制)
1人で進める1対1(オンライン)
対面(少人数制)
カリキュラムオーダーメイド自由に選択年齢やスキルで決まる
コースゲーム
ロボット
3Dモデリング
マイクラ
ディズニー
マイクラッチ
ロブロックス
スクラッチ
HTML/CSS
JavaScript
ネットの世界
タイピング
Entry Stage(小1~)
Junior Stage(小2~)
First Stage(小3~)
Second Stage
Third Stage
費用(税込)※7,425円~4,980 円/月
39,800 円/年
23,210/月
入会金(税込)※16,500円
※半額キャンペーン
0円0円
特徴コースを選択全コース
受け放題
検定やゲーム作りなど
イベント多々
体験レッスン無料体験あり14日間
無料体験
無料体験あり
公式サイト【LITALICOワンダー】
【AD】デジタネ
Tech Kids School【テックキッズスクール】

※月謝はコースや回数、教室によって異なる場合があります。

保護者が知っておきたい「継続のコツ」

「どのくらいできるようになった?」「他の子より遅い?」と気になるかもしれませんが、子どものペースを尊重することが何より大切です。家で作品を見せてくれたら、内容よりも「作ったこと」に注目して褒めるようにしましょう。

「今日は1個動かせた!」「バグが見つけられた!」など、小さな変化に目を向けて、一緒に喜びましょう
分からないことがあっても、「教える」のではなく、「一緒に調べてみようか?」と寄り添う姿勢で接していけると理想的です。

得意が見つかれば社会とつながる第一歩に

ASDグレーゾーンの子どもたちは、日常生活では“困りごと”と見なされがちな特性を持っていますが、
プログラミングという明確なルールと創造性の世界では、それらがそのまま“力”になります

  • 「集中力」「こだわり」「論理的思考」「マイペースな取り組み方」
  • 一見ネガティブに見えるものも、環境が変われば大きな強みに。

子どもが「これなら楽しい」「自分にもできる」と思える場所に出会えれば、
それは、自信や将来への希望を育てる最初の一歩になります。

「うちの子に合っているかも」と感じたら、ぜひ一度、体験会などに参加してみてください。
無理に型にはめず、「その子らしさ」を活かせる学びがきっと見つかるはずです。

プロフィール
トライフ管理人

ダウン症の男の子を育てている障害児のママです。
息子は生まれつき心疾患や知的障害があります。
3歳で重度知的障害(A判定)と診断されました。
発達障害や知的障害の理解を深めたく「児童発達支援士」という資格を取得しました。
子育ての情報に関するウェブサイトがあるように、障害児子育てに関するウェブサイトも作りたいと思ってこのサイトを立ち上げました。
障害児子育ての共感できるエピソードや、お役立ち情報などをまとめていければと思っています!!

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