「仕事をしたいと思う気持ちはある。
でも、気分の波がある自分に、ちゃんと働けるのだろうか」
双極性障害(躁うつ病)を抱えながら、そんな葛藤を抱えている方は少なくありません。
就職しても、体調が安定せずにすぐに退職したり、人間関係に疲れてしまったり。
躁状態でがんばりすぎて、反動で寝込んでしまったことがあるという声もよく聞きます。
働くことに意欲があるのに、それをコントロールできない。
そんな自分に無力感を覚えることもあるかもしれません。
でも、あきらめる必要はありません。
この記事では、双極性障害の方が「無理なく・自分らしく働き続ける」ための視点を紹介します。
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双極性障害の特性を知る

双極性障害は、うつ状態と躁状態を行き来する精神疾患です。
- うつ状態:気分が落ち込み、無気力、集中力低下、社会との関わりを避けたくなる
- 躁状態:気分が高揚し、活動的になりすぎる。判断力や睡眠時間が低下することも
この気分の波は、周囲からは「気まぐれ」や「感情的」と誤解されることもあります。
しかしこれは、意志の問題ではなく脳の疾患。
自分を責めすぎず、「自分のリズムを理解し、整えること」が何より大切です。
特性を知ることは、負担のない働き方を考える第一歩です。
双極性障害に合う働き方を考える
多くの人が「就職=フルタイムの正社員」と思いがちです。
でも、双極性障害の人にとっては、柔軟な働き方のほうが症状を悪化させにくく、長く続けられることが多いです。
- 短時間勤務(週3日、1日4時間など)
- 在宅ワーク(通勤ストレス軽減)
- 業務委託やフリーランス(時間の裁量が大きい)
- 障害者雇用枠での就労(配慮が得られやすい)
「周囲と同じ形」にこだわるのではなく、「自分の安定リズムに合う働き方は何か?」という視点で考えることが大切です。
双極性障害の人が就職前に訓練できる場所
就職する前に、働くための体力・生活リズム・スキルを身につけたい。
そんなときに利用できるのが就労移行支援という福祉サービスです。
就労移行支援とは?

就労移行支援とは、以下のような特徴があります。
- 精神・発達・身体などの障害がある人が対象
- 一般就労を目指して最大2年間トレーニングを受けられる福祉サービス
- 利用料は原則無料(収入による)
- 支援内容は、ビジネスマナー、PCスキル、履歴書作成、模擬面接、職場体験など
- 就職後も職場定着支援を受けられる
「ブランクがある」「自信がない」「何から始めたらいいかわからない」という人にとって、ステップを踏める環境です。
症状を開示する? しない? 伝え方で変わる職場環境
就職活動をする中で、「双極性障害があることを伝えるべきか」と迷う人も多いでしょう。
これは一長一短です。正解はありませんが、以下のような視点で考えると判断しやすくなります。
| 開示する | 開示しない |
|---|---|
| 必要な配慮(勤務時間・通院など)をお願いしやすい | 採用率は上がる可能性がある |
| 症状について理解してもらえる | 偏見や誤解を受ける心配がない |
| 障害者雇用として働ける | 配慮が得られない可能性も |
「どの範囲で開示するか」「どのように伝えるか」が非常に重要です。
必要なら、支援機関に伝え方の練習を手伝ってもらうのも一つの方法です。
どのような職場が理想なのか、考えてみましょう。
双極性障害の人におすすめの就労移行支援
就労移行支援は多くの事業所がありますが、その中でもおすすめを4つ選んでみました。
まずは比較して、気になるところを探してみましょう。
| 【atGPジョブトレ 難病コース】 | 難病に特化したコース ※御茶ノ水駅のみ |
| 【LITALICOワークス】 | おすすめNo.1 全国130ヶ所以上の事業所 圧倒的実績 |
| パーソルチャレンジ・ミラトレ | 関東・関西圏に限る 就職後の定着率97%! |
| AIやデータサイエンスが学べる就労移行支援【Neuro Dive】 | IT関連での就職を目指す方に 説明会はwebなので参加しやすい |
atGTジョブトレ

引用:職場定着率91%!難病専門の就労移行支援【atGPジョブトレ 難病コース】
atGPジョブトレという就業支援サービスの難病コースです。
「1人1人の特性に合う職場」をきちんと見つけてくれるのが特徴で、就職率97%、定着率91%という数字が出ています。
難病特化のプログラムでありながら、PC研修や模擬職場トレーニングといった実務的なプログラムが豊富です。
プロに相談しながら、自分に合う職場を見つけたい!という方におすすめです。
難病特化コースなので安心して通えますし、ひとりひとりに合うサポートを受けられます。
場所は東京・お茶の水なので、首都圏以外の方は利用が難しいです。
職場定着率91%!難病専門の就労移行支援【atGPジョブトレ 難病コース】
LITALICOワークス

リタリコワークスは全国130ヶ所に事業所がある、大手の就労移行支援です。
それだけ実績と経験があり、障害を持つ方はもちろん、難病に悩む方の就労移行も多く行っています。
全国どこに住んでいても事業所が近くにあるので、まずはお近くの事業所をチェックしてみてください。
まずは「どんな仕事が合うのか」というところから、寄り添って考えてくれます。
2ヶ所以上を見学して比較してみたいという方は、リタリコを候補に入れてみてくださいね。
そのひとりの「働きたい」にこたえる。【LITALICOワークス】
パーソルチャレンジ・ミラトレ

東京や千葉・神奈川・埼玉といった首都圏、大阪・兵庫といった関西圏と名古屋に事業所があるミラトレ。
難病を抱える方の就労移行支援を行っており、就職率が95%、定着率が97%となっています。
定着率が高いということは、その人に合う仕事をきちんと選んでくれているという証拠ですね。
Neuro Dive(ニューロダイブ)

参照:AIやデータサイエンスが学べる就労移行支援【Neuro Dive】
「IT関連の仕事に就きたい」という希望がある方は、ニューロダイブを検討してみましょう。
これから勉強したいという意欲があれば、多くの学びが得られる場所となるでしょう。
IT系の技術を身に着けられれば、将来的にも自分の武器となるはずです。
またリモートワークといった柔軟な働き方が期待できる業種でもありますので、体調に合わせた働き方を模索しやすいかもしれません。
説明会はwebで行いますので、「話を聞くだけ」という気楽な申し込み方でも大丈夫ですよ。
AIやデータサイエンスが学べる就労移行支援【Neuro Dive】
あなたに合った“働き方”を探そう
双極性障害のある方にとって、働くということは「社会とのつながり」や「自信の回復」につながる大きなステップです。
ただしそれは、「病気が治ってから始めるもの」ではありません。
症状があっても、「波があっても働き続ける」という選択肢は、あなたにもきっとあります。大切なのは、「自分に合った働き方」や「支えてくれる環境」を見つけること。
無理のないペースで、自分の力を活かせる場所にたどりつけるよう、この記事が少しでもヒントになれば嬉しいです。


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