潰瘍性大腸炎の人は、トイレの回数が多い、夜中にもトイレに起きて眠れないというような悩みを抱えています。
職場では、さぼっていると思われてしまったり、長時間勤務が難しいといったように、理解を得られないと肩身の狭い思いをすることもあるでしょう。
潰瘍性大腸炎の人の仕事探しについて、考えていきましょう。
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潰瘍性大腸炎の方に向いている仕事の特徴
潰瘍性大腸炎の悩みは、見えない疾患なので他人に伝わりにくいものです。
職場を変える人も少なくありません。そんな潰瘍性大腸炎の人に向いている仕事の特徴はこちらです。
- 柔軟な働き方ができる
- トイレにすぐ行ける環境
- ストレスが少ない仕事
- 体力的負担が少ない
1. 柔軟な働き方ができる

急にトイレに行きたくなってしまうかもしれないという不安を抱えている、潰瘍性大腸炎の人。
働き方に融通の利く職場が望ましいといえるでしょう。
- リモートワーク可能
- フレックスタイム制
- 急なお休みにも対応しやすい職場
職場の理解だけでなく、制度が整っているかという点も意識したいですね。
2. トイレにすぐ行ける環境
トイレにすぐに行けるかは、潰瘍性大腸炎の人にとって大きな問題です。
- オフィス内にトイレがすぐある
- 客先常駐や外回りが少ない
近くにトイレがあって、自由に行き来できるという職場が望ましいでしょう。
3. ストレスが少ない仕事
潰瘍性大腸炎はストレスで悪化しやすい疾患です。
心理的ストレス、社会的ストレス、身体的ストレスをできるだけ排除した環境でできる仕事を探したいものです。
- 締切やノルマが厳しすぎない
- 人間関係が落ち着いている職場
4. 体力的負担が少ない
体力的な負担が少なく、安心して働ける職場が望ましいです。
- 長時間立ちっぱなしや重労働を避ける
- 過度な夜勤がない
潰瘍性大腸炎の人に向いている仕事の例

では具体的に潰瘍性大腸炎の人に向いている仕事の例を挙げてみましょう。
| 分野 | 職種例 |
|---|---|
| IT・クリエイティブ | プログラマー、Webデザイナー、ライター、動画編集など |
| 事務系 | 一般事務、経理、データ入力 |
| 教育・指導系 | オンライン家庭教師、通信講座の添削など |
| 在宅ワーク系 | カスタマーサポート(チャット)、翻訳、校正など |
座ってできる仕事、デスクワークが中心になります。
潰瘍性大腸炎の人が避けるべき仕事
一方で、以下のような仕事は潰瘍性大腸炎の人が避けるべき仕事であるといえます。
- 接客や営業で外回りが多い職種
- トイレに自由に行きづらい(工場作業・長距離運転など)
- 長時間拘束される仕事(泊まり込みの仕事、夜勤連続など)
必要なら、障害者雇用の制度を活用するのも一つの方法です。潰瘍性大腸炎は「指定難病」でもあり、病状によっては配慮を受けながら働く道も開かれています。
潰瘍性大腸炎の人には就労移行支援

就労移行支援とは、簡単に言うと、働きたいけど、病気や障害のことで不安がある人を、就職までサポートする福祉サービスです。
国の制度で、就労に向けて「準備・訓練・職場探し・就職後のフォロー」まで一貫して支援してくれます。
就労移行支援でできること
就労移行支援では、以下のようなサポートをしてくれます。
| サポート内容 | 具体例 |
|---|---|
| スキル習得 | パソコン、ビジネスマナー、履歴書の書き方、面接練習など |
| 生活リズム改善 | 週数回から通って生活のリズムを作る |
| 職場体験・実習 | 自分に合う仕事を見つけるチャンスがある |
| 就職活動支援 | 求人探し、面接同行、企業との調整などもしてくれる |
| 定着支援 | 就職後も定期的にサポートしてくれる(企業との橋渡し役にも) |
スキルが必要であればスキル習得から、すでにスキルを持っている人であれば就職活動や定着支援を行います。
潰瘍性大腸炎という病気や悩みを理解したスタッフが、あなたに合う職場を探し、長く働けるようサポートしてくれます。
就労移行支援は障害者じゃないと使えないの?
実は、「障害者手帳」がなくても就労移行支援を使える場合があります!
以下のようなケースが対象になることも:
- 潰瘍性大腸炎のような指定難病 → 医師の「診断書・意見書」でOKなことも
- 精神的な不調(うつ・不安障害など)があって就労が不安
- 発達特性などがあるけど手帳は持っていない
なので、手帳がない=利用不可、とは限りません!
まずは、お住まいの市区町村の障害福祉課や地域の相談支援センターに相談すると、利用の可否や手続きの方法を教えてもらえます。
職場も探してくれる?
求人紹介もしてくれるし、職場実習の機会をつくってくれることも多いです。
しかも、あなたの体調や希望に合った職場を一緒に考えてくれるので、ハローワークとはまた違った安心感があります。
「まだ障害とか言いたくないし…」という気持ちも大事にしてOK
無理に「障害者です」ってする必要はないし、就労移行支援は「病気や生きづらさのある人のための場所」として開かれてるから、まずは見学してみるのもアリです。通うかどうかはそれから決めれば大丈夫。
就労移行支援施設は、「障害を持つ人が通う場所」というイメージがあるかもしれません。
イメージ通り障害を持つ方も利用していますが、難病の方も受け入れているんです!
就労移行支援は、通うのは長くても2年、早い方なら数ヶ月で就職先を見つけられる場所です。
人生のステップアップのための時間として、取り組んでみるのもいいでしょう。
潰瘍性大腸炎におすすめの就労移行支援
就労移行支援は多くの事業所がありますが、その中でもおすすめを4つ選んでみました。
まずは比較して、気になるところを探してみましょう。
| 【atGPジョブトレ 難病コース】 | 難病に特化したコース ※御茶ノ水駅のみ |
| パーソルチャレンジ・ミラトレ | 関東・関西圏に限る 就職後の定着率97%! |
| AIやデータサイエンスが学べる就労移行支援【Neuro Dive】 | IT関連での就職を目指す方に 説明会はwebなので参加しやすい |
atGTジョブトレ

引用:職場定着率91%!難病専門の就労移行支援【atGPジョブトレ 難病コース】
atGPジョブトレという就業支援サービスの難病コースです。
「1人1人の特性に合う職場」をきちんと見つけてくれるのが特徴で、就職率97%、定着率91%という数字が出ています。
難病特化のプログラムでありながら、PC研修や模擬職場トレーニングといった実務的なプログラムが豊富です。
プロに相談しながら、自分に合う職場を見つけたい!という方におすすめです。
難病特化コースなので安心して通えますし、ひとりひとりに合うサポートを受けられます。
場所は東京・お茶の水なので、首都圏以外の方は利用が難しいです。
職場定着率91%!難病専門の就労移行支援【atGPジョブトレ 難病コース】
パーソルチャレンジ・ミラトレ

東京や千葉・神奈川・埼玉といった首都圏、大阪・兵庫といった関西圏と名古屋に事業所があるミラトレ。
難病を抱える方の就労移行支援を行っており、就職率が95%、定着率が97%となっています。
定着率が高いということは、その人に合う仕事をきちんと選んでくれているという証拠ですね。
Neuro Dive(ニューロダイブ)

参照:AIやデータサイエンスが学べる就労移行支援【Neuro Dive】
「IT関連の仕事に就きたい」という希望がある方は、ニューロダイブを検討してみましょう。
これから勉強したいという意欲があれば、多くの学びが得られる場所となるでしょう。
IT系の技術を身に着けられれば、将来的にも自分の武器となるはずです。
またリモートワークといった柔軟な働き方が期待できる業種でもありますので、体調に合わせた働き方を模索しやすいかもしれません。
説明会はwebで行いますので、「話を聞くだけ」という気楽な申し込み方でも大丈夫ですよ。
AIやデータサイエンスが学べる就労移行支援【Neuro Dive】
全国設置の難病患者就職サポーターに相談する
全国のハローワークでは、難病患者就職サポーターが配置されています。
いきなり就労移行支援に電話をするのは躊躇してしまう、という方は、自治体のサポートを受けてみるのも方法のひとつです。
各都道府県に1~2ヶ所のハローワークに設置されており、例えば東京都なら飯田橋と立川にあります。
参照:厚生労働省|難病の方を支援しています
難病患者就職サポーターとは、患者さんの特性を理解した上で、就労に関する相談や職業紹介、採用支援などを行っています。
何から始めようかと迷っているけれど、働きたい意欲はある!という場合は、ハローワークで相談してみると解決の糸口が見つかるかもしれません。


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