お子さんの療育を通して、母親としても成長できるものです。
今回は、3つの障害の診断を受けたという4歳のお子さんを持つママさんの体験談です。
| 障害名 | 自閉症スペクトラム 軽度知的障害 不安分離症 |
| 年齢 | 4歳 |
障害の診断がついた4歳春
4歳の息子は、3つの診断を受けました。
- 自閉症スペクトラム
- 軽度知的障害
- 分離不安症
ひとつ目は自閉症スペクトラム。
脳の機能が定型よりアンバランスであるために、感覚過敏や鈍麻(どんま)、こだわりや苦手な事が人より多かったりします。
ふたつ目は軽度知的障害。
まだ言葉や知能が大きく伸びる時期であるため程度は分かりませんが、発達検査では約1歳の遅れと言われています。
みっつ目は、分離不安症。
社会不安障害のひとつで、息子は母である私から離れることを極端に嫌がります。
どのお子さんもお母さんから離れるのは嫌だと思いますが、息子は同じ年齢の子たちより激しく、家事がほとんどできない状態でした。
どの症状も、私と息子が世界でふたりきりなら困り感はありません。
発達の個性が「障害」に変わるのは、他人や社会との適応ができず違いに困り感が出る時です。
息子の場合、言葉や体の発達が緩やかであることに加え、生まれつきの脳機能のアンバランスさ、慎重な性格が手伝って、周囲の世界への不安が強い状態でした。
経済的不安&周囲の目線
私が困ったのは、両親や一時保育に本人を預けられず、仕事や家事ができないこと。
その事で経済的な不安が増したこと。
さらに、厳しかった両親に「わがままな子」「根性なし」「意地悪な子」とレッテルを貼られることでした。
療育に通い始めて母に変化があった

私は厳しい両親のもと、過度なしつけや教育虐待を受けるきょうだいを見ながら育った私にとって、やりたい事を心のままにやることは「許されない事」でした。
もしそうしたら、きょうだいのように酷い目に遭うから、常に興味のある事から目を逸らし、心の感度を下げて暮らしていました。
そんな私にとって、「面白い、もっとやりたい、もう一回して!」を膨らませながら課題に取り組んでいく療育は衝撃的でした。
それまでの苦しかった考え方が、ガラガラと崩れ落ちていくような感覚でした。
息子のみならず私の人生も救ってくれた療育。
これからも親子ともに様々な困難に直面すると思いますが、絶対超えなきゃと思うのでなく、自分達らしいやり方を作っていこう!と楽しんで生活して行けたら良いと思います。


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