今日は完全に個人的な経験談を書いてみようと思います。若い頃、摂食障害に悩んでいた話から摂食障害を吹っ切った話です。
ゆるいブログみたいな感じで、興味のある方は読んでいただければと思います。
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ダンサー職と摂食障害

筆者は若い頃、テーマパークダンサーをしていました。全国にある日本のとあるテーマパークで、ショーに出演しておりましたが、筆者は当時あまりダンスが上手いわけではありませんでした。
そんな中、男性ダンサーとペアで組む振付がはいり、人生初めてのリフト(男性が女性を持ち上げるやつ)をすることになります。リフト未経験の私は、上手に乗ることができず、体重の重さ以上の負担がダイレクトに男性を苦しめます…
女性側のダンスが上手なら上手にジャンプして乗れるので、体重の重さは関係ないのが通例です。
そこで相手の男性ダンサーがひとこと。
「重いから痩せて」
まだ当時20歳の私は、先輩ダンサーに言われたこの一言を重く受け止め、精神的に追い詰められていくことになります…
痩せなければというプレッシャーが摂食障害に
「痩せなければ」「痩せるのが仕事だ」と当時の私は執拗に自分を追い込みました。ダンスの練習をするという選択肢はなく、素直に言われた通りに痩せようと努力しました。
とはいえ、ダイエットのやり方もわからないので、とにかく食べない。食べたら太る。太ったら怒られる。というようなイメージができていたんだと思います。あまりにも食べないので、周囲からは心配されるようになります。「充分細いから食べなよ」と声をかけてくれる人もいましたが、「気を遣って言ってくれてるだけだ。私が細いわけない」と周囲の言葉が心に届かなくなっていきます。
ダイエット前が47kgなので、もともと決して太っているわけではない。食事を抜く、ダンサーとしてハードな運動を毎日する状態だったので、数ヶ月で体重は40kgほどまで落ちました。
摂食障害からのうつ病
精神的に追い詰められていたのか、もっともっと痩せたいという気持ちが加速していきました。精神的に不安定になり、栄養が足りないのもあったのか気力がなくなっていきました。
ただステージでショーをする時だけは笑顔で仕事をしていたので、楽屋との別人具合に驚かれていました。ショーが終わって楽屋に帰ると無気力になり、衣装を脱げないまま30分ボーっとするという日も少なくなく、衣装さんを困らせていました。
人の前で食事をするのが怖くて、ランチに誘われても同席するだけで何も食べない日が多かったです。食べているところを見られると、「また太る行為をしているダメな奴」と思われていると感じていました。
この頃は完全にうつだったと思います。でもうつって自分では気づけないんですね。仲間のダンサーに「〇〇ちゃん、うつだと思うんだよね」と言われて、ハッとしたのを覚えています。
拒食からの過食へ
拒食の時期が数ヶ月続き、問題のショーが終わりました。「もう男性ダンサーに迷惑をかけない」と思ったら、今度は過食に悩まされるようになりました。食べたいけど痩せたいという気持ちは変わりません。
一心不乱に食べて食べて食べて、食べ物のゴミを見て今度は自己嫌悪に陥る。部屋の隅で一人で泣いているという毎日でした。どんなに食べても「痩せたい」という気持ちは変わらないんですね。だけど食べたい気持ちを抑えられない。自分が嫌で嫌で、食べてる時は無心になれる。
ダイエット前は47kg→痩せて40kg→あっという間に53~55kgまで体重が増えました。ダイエット前より増えてしまい、自分には価値がないと思い込んでいました。
摂食障害を抜けるキッカケ
ダンサーを一時やめて、アルバイトで食いつなぐ日々を送っていました。ダンサーを辞めても「痩せたい」「けど食べたい」という気持ちは強く、暗い気持ちで毎日を過ごしていました。
そんなある日。本当に何気ない日。
ふと、「あれ?私って空みたのいつ振りだろ」って思って、空を見上げました。急に悩んでいたことがアホらしくなり
「デブでも明るい私の方がいいじゃん!!!!」
って思ってしまったのです(笑)心の底から思いました。
不思議なことに、この日から好きなものを好きなだけ食べても太らなくなりました。うつから脱したと思います。
この日以来、私はダイエットをしていません。だいたい20年前の話です。現在44歳。体重は51kgほどでしょうか。体重計は家になく、健康診断の時に計測するくらいです。完全に体重・ダイエットから解放されました。
摂食障害を抱えながら「働くこと」
筆者はダンサーという、人に見られる仕事をして摂食障害になりましたが、ダンサーを辞めても治りませんでした。どんな仕事をしているかは関係ないと思います。ダンサーを辞めて、仕事で痩せる必要はなくなったけど痩せたいという気持ちは消えなかった。
仕事が原因で悩んでいても、その仕事を辞めれば解決するわけではない。
実家住まいなど、休める環境が整っているのであれば、体調第一で休んでもいいでしょう。
個人的な意見ですが、摂食障害になる人って真面目な人だと思うんです。筆者がそうだったから。真面目が故に自分を追い込んでしまうんです。休めるような考え方ができるのであれば、とっくに休んでますよね。きっと。
摂食障害でも、周囲に迷惑をかけず、自分を追い込まずに働く方法はないのか?自分にバツをつけずに、無理なく働く仕事を探してみませんか?
うつを経験した人が仕事を探す
これは今だから言えるという内容になってしまうのですが、摂食障害でうつ病になったとしても職場の環境や人間関係次第では働き続けられると思うんです。
- 体調を優先できる働き方か
- 人間関係の負担は大きくないか
- 勤務時間は無理がないか
- 周囲の理解はあるか
上記のような条件が整っている職場や、現代では在宅ワークという選択肢もあります。
無理をして今の仕事を続けていても、体調は改善しないでしょう。退職をしたら収入がなくなってしまう。それなら働きやすい職場へ転職する…というのがいいのではないでしょうか。
うつ病で利用できる就労移行支援とは
就労移行支援とは、知識やスキルの向上・就職活動・職場定着のサポートを受けられる障害福祉サービスです。
うつ病は障害ではないので、就労移行支援が利用できるという事実を知らない方が多いのではないでしょうか。
医師の診断書等が必要になるかもしれませんが、多くの方が利用料の自己負担なしで利用できるのでチェックしてみる価値はあります。
体調を最優先にした生活習慣の改善から、パソコン操作やビジネスマナーなどスキル訓練が受けられますので、全く新しい業界に転職したいという方にも向いています。
チェックしたい就労移行支援4つ
では就労移行支援とは、具体的にどんな施設があるのでしょうか。うつ病の方向けの就労移行支援を4つピックアップしてみました。
- Cocorport
- manaby(マナビー)
- 就労移行支援・ミラトレ
- atGPジョブトレ うつ症状コース
| うつ病との相性 | 通いやすさ | プログラム充実 | |
|---|---|---|---|
| Cocorport | ◎ 個別支援 | ◎ 全国対応 | ◎ 500種類と多数 |
| manaby(マナビー) | ◎ | ◎ 在宅対応 | ◎ 在宅対応 |
| 就労移行支援・ミラトレ | ○ | ○ 首都圏・関西 | ○ |
| atGPジョブトレ うつ症状コース | ◎ 専門コース | △ 首都圏 | ○ |
うつ病の方におすすめ!Cocorport
Cocorportでは、体調管理、特性の理解、向いている仕事の探索、就職活動から職場定着までをサポートしてくれます。うつという特性を理解し、個別に丁寧に伴走していきます。
500種類以上の多種多様なプログラムを提供していますので、未経験の分野のお仕事にチャレンジしたい!という方にもおすすめです。「これから何ができるのか?」と悩んでいる方も、イチからトレーニングをしてスキルを身に着け、長く働ける就職先を探していきます。
お仕事復帰や自立を全力サポート | 就労移行支援のCocorport
在宅ワークを目指すなら就労移行支援manaby(マナビー)

うつだと移動が億劫になるという方は少なくありません。manabyは全国96ヶ所に事業所がある就労移行支援で、都心に出るのが難しい、移動時間を短くしたいという方におすすめです。
manabyならオンライン学習もあるので自分のペースを第一にしたい方、また在宅という働き方に興味がある方はマナビーをチェックしてみてください。
在宅×ITスキルで障害や体調にあわせた働き方を【就労移行支援manaby】
就労移行支援・ミラトレ

うつ病で悩む方が、過去に多く一般企業への就職を果たしているのがミラトレです。就職率が高いだけではなく、定着率が高いのが特徴です。一人ひとりに合う職場をきちんと斡旋できているのがわかります。
長く働きたい!心地よく仕事ができる職場を探したい!という方は、ミラトレをチェックしてみてください。
【パーソルチャレンジ・ミラトレ】働く未来をあきらめない就労移行支援
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障害者雇用支援サービスのパイオニアとして20年以上の実績があるのが、atGPジョブトレ。専門性に長けており、うつ病を理解するところから始めたいという方におすすめ。うつ症状専門のカリキュラムが用意されていますので、長期就労への対処法を身に着けられます。
ただ東京(秋葉原)・神奈川(横浜)・愛知県(名古屋)・大阪(梅田)と事業所の場所が限られてしまうので、通いにくさを感じる人がいるかもしれません。


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